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顧客が求める“省スペース”を実現した発想の転換
自動車用シートのリクライニング機構には板厚3ミリ程度のゼンマイバネが使用されていることが多い。
しかし、ゼンマイ機構は左右に各数センチのスペースが必要となり、結果として座面も狭くしなければならなかった。
特に軽自動車では座面の広さは重要な要素として扱われるため、何とかゼンマイ機構から他の機構に変えたいとの顧客の要望があった。
ゼンマイ機構ではなく、トーションバー式の機構を提案した。これにより座面を最大限広げる事ができ、ゆとりのあるシートを設置する事ができた。
また、機構自体がシンプルになったので、お客様の組立工数の低減にもつながった。
このトーションバー式リクライニング機構は軽自動車のみではなく、普通車の一部にも使われ始めている。
